手術中に潜む一瞬の真実を捉える
i-PROのカメラモジュールは、世界中で多くの医療機器メーカーに採用され、手術用顕微鏡や内視鏡などの医療機器に組み込まれています。
カメラからの画像は、医療および産業分野において欠かせないツールとなっており、低侵襲手術の普及とともに、優れた画質を提供するカメラシステムへの需要は、これまで以上に非常に重要となっています。
さらに、肉眼では見えないものを視覚化する必要性が増しています。可視光線だけでは見えない対象を検出することで、多様な課題を解決する潜在力を秘めています。外科医は、可視光線と非可視光線（NIR）の両方を同時に捉え視覚化できるカメラにより、リアルな画像を生成することができます。
i-PROは長年にわたり培ってきた、独自の革新的な分光方式、画素ずらし精密接着など革新的な技術を応用・発展させることにより、厳しい医療現場の要望に応えるカメラを提供します。
プリズム分光と高解像度技術
独自の分光技術、及び画素ずらし精密接着技術を駆使することで、より高い色再現性、解像度、感度を実現。手術用内視鏡・顕微鏡など、小型・高画質が求められるアプリケーションに適したカメラを提供します。
NIR光と可視光の波長スペクトル技術
1台のカメラで可視光と赤外光を同時に撮影でき、多彩な出力に対応する4MOSカメラの基本構造は、すでに日米欧で特許を取得しています。より手頃な価格の 2MOS IR 対応カメラもあります。
高精度接着技術
多板画素ずらしによる高解像度化を実現するためには、水平・垂直方向に画素をずらした位置に高精度に調整し、接着固定する必要があります。当社のセンサ接着技術は、1μm以下の精度で接着し、 RGB チャンネルの位置合わせを維持することができます。
高い耐熱信頼性
1,000サイクルの熱衝撃試験を行っても接着位置のずれはなく、解像度の劣化もありません。 高い耐熱性が確認されています。
